はじめに海外旅行を楽しむコツ

イタリアのブレシアに行ったときに見つけた噴水
イタリア旅行といえば、美しい街並みや歴史的な建造物、そして美味しい料理を思い浮かべませんか?
しかし、旅先で「現地の人の暮らし」に触れると、観光だけでは見えてこない新しい魅力に出会えますよ!これが海外旅行を楽しむもう一つのポイント!
今回私が訪れたのは、北イタリアのブレシアのカッツァーゴ・サン・マルティー「Cazzago San Martino」にある 「Maury’s(マウリーズ)」 というホームセンターに実際に行ってきました。
↓場所はここ!
観光客向けではないお店ですが、だからこそリアルなイタリアの暮らしを感じられる貴重な体験になった。
この記事では、Maury’sの特徴や店内の雰囲気、実際に買った商品などを実体験談と共に話していきます。
Maury’sってどんな店?

Maury’sのカッツァーゴ・サン・マルティー店に実際に行った時の写真
Maury’sはイタリア国内で展開しているホームセンターで、洗剤や食品、キッチン用品、インテリア雑貨など、生活に必要なものが一通り揃う便利なお店みたいなイメージ。
日本でいえば、安いホームセンターみたいな感じかな?スーパーよりも日用品は安く、種類も豊富なので、地元の人がまとめ買いをする姿をよく見かけた。
観光地としてはあまり知られていないし、そもそも旅行では行かないと思うけれど、現地の暮らしを体験したい人には面白いスポットです。
イタリア全土にあるから、旅行で行った際に最寄りのMaury’sに行ってみよう。
アクセスとお店の外観はどんな感じ?

Maury’sのCazzago San Martino店に行った時の写真。遠くからでもわかりやすい
私が訪れたのは、ブレシアにあるMaury’s。ブレシアの駅から車で20分ほどの距離にあり、観光客というよりは、地元の人の車での来店が多い印象。

イタリアブレシア市内の雰囲気を撮影した写真
お店の外観は黄色い看板に大きく「Maury’s」と書かれていて、とてもわかりやすい。外から見ても倉庫のように大きく、いかにも「なんでも揃うお店」といった雰囲気があった。でも、この店舗は地方にあるからか寂れた感じはあったけれど、中に入ってみるとドンキホーテみたいにたくさんの商品があって驚いた。
この店面白い
多分、日本人でこのお店に行く人は滅多にいないかもしれない。ただ、離れにあるお店の方がセール品があったりする。都会付近にある店はセール品が少ないような気がした。
店内の雰囲気はどんな感じ?

Maury’sに実際に行った時の写真。店内の雰囲気
中に入ると、まず驚くのは商品の多さ。通路ごとに天井まで積み上げられた商品が並び、なんでもあるって雰囲気が漂っていた。買い物客は地元の主婦が多かったし、カゴやカートいっぱいに商品を詰め込んでいる人もいた。子供が喜びそうなおもちゃとかもたくさんあった!
日用品などを買いだめしている人も多いのかもしれない。
ちなみに、スタッフに英語で「自転車用品を探しているんだけれど、どこにある?」みたいな感じで話したら教えてくれた。英語は通じるみたい
「I.m Looking for bicycle accessories. Where is it?」みたいな感じ
Google翻訳を使うほうが簡単かもしれない。イタリア語
レジは複数あったけど、イタリアはレジが混みやすいから行くなら平日とか、夕方などの混みやすい時間を避けるとスムーズ。この店は地方にあるから混むことが無いと思うけれど、車通りが多いところにあるMaury’sに行くなら時間帯は考えたほうがいいかもしれない。
価格帯とコスパはどう?

Maury’sで見つけたダンボール。2ユーロ以下で買えるのは珍しい
例えば、Maury’sを歩いていて見つけたダンボール。1.49ユールは、他のホームセンターにも行ったけれど最安だった。
お土産を送りたい、荷造りをしたい、自転車を飛行機に預けたい人の梱包に使えるダンボール。このお店なら、安くたくさん買うことができる。
ちなみに、ガムテープや結束バンド、テープなども安く揃う。
イタリアのたくさんのお店を実際に見て回りました。Maury’sの魅力はやはり価格の安さが目立ちました。
他のホームセンターに比べて、とにかく安い。
洗剤(大型ボトル):2〜3ユーロ
スナック菓子:1ユーロ以下
キッチングッズ:3〜5ユーロ前後
観光客目線で見ても「ちょっと試しに買ってみよう」と思える価格設定で、意外とお土産に使えるものもあるかもしれない。
みんな観光地でお土産を買うと思う。でも同じものをみんな買っている可能性がある。ニッチなものに興味がある人にお土産をあげるなら、意外とこのお店が役立つかもしれない。
店をよーくみてみたら、イタリア製のものもあったから、メイドインイタリアのお土産を買うこともできるかもしれない。
店内で気になったものや実際に購入したものを紹介
そもそも私がMaury’sに来た理由は、自転車を整備するために六角レンチが必要だったんです。そこで、このお店が安いとイタリアの現地人の人が教えてくれたので向かいました。
自転車用品や車またはバイク用品も多数あったし、タイヤやチューブもあるから、自転車で旅している人には何かと買っておく必要があるものもあるかもしれない。
でも、経験からすると、イタリアで自転車用品を買うならデカトロンに行くべきだ。安くてとにかく質が高いから。日本ブランド並みにしっかりしている店という印象。フランスの企業らしい

Maury’sの自転車用品はこんな感じだった
ホームセンターと言えば、何かと便利な工具も販売している。このお店のクオリティは正直イマイチで、確かに安いのは魅力的だけれど、質は使ってみないとわからない。
イタリアを旅行していて感じたことが一つあって、良いものは高いし、良く無いものは安いと言うことだ。日本でもそうかもしれないが、イタリアではそれを強く感じた。
おそらく六角レンチ最安だった0.99ユーロ。これを一つ買ってみたんだけれど、確かに使えるものではあるけれど、六角レンチがシルバーのところから外れやすくて、使いにくかった。
安い理由はあるようだ。でも、使うことはできたから問題ない。
おそらくこの3.99ユーロの六角レンチセットを買うべきだった。にしても他店なら5ユーロはするし安い。
先程の段ボールの隣にテープも販売していた。0.99ユーロなら安い。ただ、買って試していないので使いやすいかはわからない。でも、何かと旅行から帰るときにテープがあると荷造りしやすいから買っておくといいかもしれない。
ちなみにプチプチも販売していた。5.5ユーロは高いように感じるけれど、他店に行くともうちょい高い。だから、プチプチが荷造りなどで必要ならこの店で買うべきかもしれない。
私が買ったものの中で一番コスパが高かった。オイル潤滑剤だ。イタリアにも556みたいなのが販売しているけれど、5ユーロくらいした。
でも、0.99ユーロで買うことができた。これは安い。自転車のチェーンに垂らすことで、動きが滑らかになるため欲しかった。変速がおかしい時期があり、これを使うことで変速も順調に動いてくれた。
緑のクッションはメイドインイタリアと書かれていて、価格も3ユーロくらいだったから一つ買った。オイル潤滑剤も0.99ユーロでかなりお得。
ここで私が一つ伝えたいのは、少ない確率ではあるけれど、とっても安い商品が見つかる可能性があるってこと。このお店は期待して行っていい
実際に行ってみて感じた良かった点と注意点
Maury’sに実際に行って感じたメリットと注意点をまとめたら次のような感じだった。
良かった点
商品が豊富で見ているだけでも楽しい「メイドインイタリアもある」。日本のドンキホーテ感ある
価格が安く、まとめ買いに最適。他店ではみられない掘り出し物価格のものがある
観光地では味わえない「地元の日常」を体験できた
注意点
安い理由に、市街地から離れている店舗が多いというのがあ流。車やバスでの移動が必要なところが多い。
店員さんは基本的にイタリア語対応の可能性あり「私が行った店舗は簡単な英語は通じた」
安いけれど、時たまに良くないものもある。先程話した六角レンチのように使いにくいものもある
まとめ

イタリアブレシア市内に行った時の写真
イタリア・ブレシアのMaury’sは、観光地巡りとは違った角度でイタリアを体験できるスポットだなと思った。
地元の人が日常的に利用するお店で買い物をすると、「暮らすように旅する」感覚が体験できる!
観光だけでなく、ちょっとユニークな体験をしてみたい人にはぜひおすすめだと思う。
ちなみに、お土産探しにもかなり役立つので、ブレシアを訪れる際には立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
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