はじめに
イタリアのスポーツショップどんな感じなのか?日本と何が違うのか?気にならないか?
イタリア北部の都市ボローニャを訪れた際、偶然見つけたスポーツ用品店 「Decathlon(デカトロン)」 に立ち寄りました。
実は、ハロートークというアプリで、イタリア人の方がスポーツ用品店ならデカトロンに行くべきだろうと教えてくれたのです。だから、行くことにしました。
ボローニャといえば、赤レンガの街並みやボロネーゼ発祥の地として有名ですが、実はスポーツ好きにとっても魅力的なショッピングスポットがありました。
今回はその中でも特に「自転車用品」に注目して、現地での体験談をまとめました。
この記事では以下の内容がわかります。
・デカトロン(ボローニャ店)へのアクセス方法やお店の雰囲気は?
・自転車コーナーの品揃えと価格を紹介
・旅行者が買い物するメリットや注意点を詳しく紹介!
・実際に購入したものを辛口体験談レビューします
などなど
実際にイタリアボローニャへ足を運び、実際にこの目で見てきたので、かなりリアルな情報と感性で伝えられると思います。
ちなみにボローニャの街並みは?アクセス方法は?

イタリアボローニャで発見したボローニャの斜塔
まずはボローニャ観光の定番スポット、「ボローニャの斜塔」。市内中心部にそびえるこの塔は、街のシンボル的存在です。
今回紹介するデカトロンは街の中心地にあり、ボローニャの斜塔から歩いて1分程度の場所にありました。アクセスがとても良いです。
ボローニャは鉄道の要所でもあるため、フィレンツェやミラノ、ベネチアからもアクセスしやすいのが特徴です。
私はローマからフィレンツェ、ブレシア、ベローナなどを巡りましたが、ボローニャの街は意外とイタリアのリアルが詰まった街「そこまで観光地かしておらず、イタリアの姿そのままを感じられる」なので、ぜひ訪れてほしいです。
街を歩いて感じたのは、古い街並みがどこまでも広がっていて、マッジョーレ広場に行くとまるでタイムスリップしたかのような感覚になったこと。
有名なネプチューンの噴水も見つけました。日本では見られないような古い洋風の噴水を目にしたとき、「中世からルネサンス時代ってこんな感じだったのか」と、現物を見て初めて時代の空気を掴めたように思いました。
また、多くの教会や聖堂があり、中心部から少し離れた場所にある教会はとても静かで独特の雰囲気がありました。
実際に足を運ぶと、自分が物語の世界に入り込んだような気分になります。観光する時間が限られている方は、事前にGoogleマップにスポットを保存しておくと効率的です。
今回行ったデカトロンのアクセス方法はこちらの地図で確認できます。
ボローニャはイタリアの真ん中あたりにある中型都市です。日本で言うなら地方都市って感じだと思います。でも歴史的建物が多くありました。
ボローニャの斜塔から歩いて1分。街の人に聞けばすぐに行くことができるだろう!
デカトロンってどんなお店?

イタリアボローニャのデカトロンの店の前に飾られていたロードバイク
「デカトロンって何?」と思う方もいるかもしれません。
デカトロンはフランス発祥の巨大スポーツ用品チェーンで、ヨーロッパ各地に展開している。もちろん日本にもあるよ
↓デカトロン公式サイト
実際にお店で感じたことは、幅広いジャンルのスポーツ用品をリーズナブルな価格で購入できること。しかも品質が高い
サッカー、バスケットボール、ランニング用品、キャンプ・トレッキング用品、自転車・フィットネス用品まで、自社ブランドを展開しており、コスパの高さで人気なスポーツ用品orアウトドア用品ショップです。
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店内の雰囲気は?商品ラインナップは?

イタリアボローニャのデカトロンの店内に行った時の写真
店内は広く、スポーツ好きならワクワクが止まらない。特に目を引いたのは、自転車用品のコーナー。店の奥にあり、存在感がありました。
他にもキャンプ用品も多数あり、日本のアウトドアショップでは見られないものもありました。
イタリアは自転車文化が盛んな国で、ロードバイクやマウンテンバイクを愛用する人が多く、デカトロンの品揃えも充実しています。
お店の雰囲気は日本のスポーツ用品店と似ていますが、日本に比べてセキュリティが強く、店舗によっては入店前にリュックをロッカーに預ける必要がある場合もあります。
ボローニャのデカトロンは比較的小規模だったため、その必要はありませんでした。お店の前に一人セキュリティのスタッフの方がいました。
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自転車用品コーナーの特徴

ボローニャのデカトロンに展示されていたロードバイク。精密な作りが見られる
自転車コーナーでは、タイヤやチューブ、ブレーキパーツ、サドル、ライト、鍵など、必要なものはほぼ一通り揃っていました。
特に印象的だったのは価格の安さ。例えば、ロードバイク用のタイヤは15ユーロ「2600円」前後からあり、日本よりも少し安いと感じました。
また、工具や修理キットも充実していて、長期旅行者や現地で自転車を楽しむ人には非常にありがたい品揃えです。
一つ大切な話をここでしておきます。よーく記事を読んでくれているあなたに読んでもらえたらOK
イタリアのとあるホームセンターに販売されている自転車用品はかなり品質が低かった経験があります。実際にタイヤとチューブを買ったんですが、すぐにタイヤのビートが敗れて膨らんだり、チューブの空気を入れる部分が弱く少しずつ空気が抜けたり大変だった。
しかし、デカトロンはそんな心配がなかった
店内で気になった自転車用品を紹介
なんといっても自転車のよく壊れるところといえばパンクではないでしょうか?
パンク修理は自分でもできる。パンク修理剤キットから新品のチューブも幅広いサイズのものが陳列されていて安心できる
「旅行中にトラブルが起きたときにすぐ交換できる」という点でも、現地でパーツが手に入るのはありがたいと感じる。
イタリアのデカトロンでは、どんな自転車パーツから用品が置かれているのか?
ディスクローター

デカトロンで販売されていたディスクブレーキローター
例えばこちらのディスクブレーキローター。価格は 11.99ユーロ(約2,000円)。日本で購入すると倍以上することもあるため、コストパフォーマンスの高さが際立つ
日本の自転車ショップでは、ディスクローターの販売も少なく、修理もできない店が多く見られました。
しかし、イタリアではマウンテンバイクを使う人が多い。理由は道が舗装されていないことが多いからだと思う。実際に800Km走って感じたことです。あと坂道がかなり多い
逆に旅している感覚があって、イタリアの自転車旅はかなり楽しかった思い出ではある
パンク修理剤

デカトロンで販売されていたパンク修理剤
最安で2.99ユーロ(約520円)から買うことができる。これはパッチのみだ
パッチと接着剤入りで3.99ユーロ(約700円)で買える。日本とあまり変わらない価格で買えるのは嬉しい
多めに持っておくと、もしものパンクに対応できる。逆に日本の友達にプレゼントするのもありかもしれない。イタリアで買ったものだからこそ、希少性が高くなるし、意外性もある。
チェーンロック

デカトロンで販売されていたチェーンロック
10ユーロから30ユーロ(約1800〜5200円)くらいでチェーンロックを買える。ちと高い。
イタリアでは、自転車の盗難がかなり多いとイタリア現地の友達が話していた。私は実際に1ヶ月程度イタリアを自転車で旅したけれど、しっかりと鉄「電柱やガードレール」の部分にチェーンロックをしていたから盗まれることはなかった。
ローマなどの都会では盗まれる確率が高いと思う。なぜなら、前輪だけがロックされている自転車をよく見かけた。しかし、イタリアの地方は日本と同じくらい治安が良いと感じた。イタリア人も地方ではチェーンロックをかけていない人が多かった
街をよーく観察するとこれはなんとなく掴めるようになる。
自転車「MTBマウンテンバイク」タイヤ

デカトロンで販売されていたマウンテンバイクのタイヤ
私がイタリアで乗っていた自転車は26インチのマウンテンバイクだった。
ちなみにロードバイクのタイヤもしっかり陳列していた。
日本ではマウンテンバイクのタイヤの取り扱いが少ないと感じたけれど、イタリアではかなりマウンテンバイクの取り扱い商品が多い。
ディスクローターは日本ではあまり販売されていないからレアだと思ってしまった。
11.99ユーロ(約2,100円)で買うことができる。日本よりも安いかもしれない。タイヤがパンクしたりしても、イタリアでは安心だ。
自転車のチューブ

デカトロンで販売されていた自転車のチューブ
7.99ユーロ「1400円」こちらは少し高いチューブになっていて、4.99ユーロ900円のチューブもある。
パンクしにくいチューブみたいです。私はイタリアを800Km走ったけれどチューブのパンクは一度もなかった。
タイヤ「軽量化タイヤのため」のビートが破れてしまったので、舗装されていない道が多くタイヤに負担がかかるのだと思う。おそらく砂利道や石がタイヤのビートを痛めていた。なので、チューブよりもタイヤにお金をかけた方が良いと思った。
安いチューブをいくつか常備しておけば心は安心できる。
スプロケット

デカトロンで販売されていたスプロケット
スプロケットが欠けることはほとんどないと思うけれど、こんなものも販売されている。
自転車について詳しくない人は、もはや自転車ショップで交換するべきアイテムまで販売されている。実はマニアックな店なのかもしれない。
チェーン

デカトロンで販売されていた自転車のチェーン
チェーンが壊れることもほとんどないと思うけれど販売されていた。イタリアの自転車ショップで修理を依頼したことがないからわからないが、自分で修理した方が安いのだろう。
購入したものと使ってみた感想

デカトロンで販売されていた自転車のチューブ各種

デカトロンで販売されていた自転車のチューブ説明書き
今回私はスペア用のチューブを購入しました。軽量で持ち運びやすく、パンク対策として安心感がある。
実際に使ってみたんですが、品質には問題はなく、長距離ライドでもしっかり耐えてくれた。イタリアの道地は舗装されていない砂利道が多いので、パンクしやすいと思っていましたが、日本よりもパンクしにくいです。
チューブのおかげかもしれません。
現地で手軽に入手できるのは心強いです。
旅行者目線!買い物のメリットは?

ボローニャのデカトロンの商品ラインナップ自転車!
・価格が安い – 日本よりもお得に買える可能性がある。イタリアで購入したものだから思い出になる
・品揃えが豊富 – 自転車以外にも、キャンプ用品やフィットネス用品まである。自転車でテント旅するなら、ここで必要なものが全て手に入る。イタリアのアウトドア用品が見れるのが楽しい
・観光と両立できる – デカトロンボローニャ店は街中にあるため、観光と一緒に訪れやすいメリットが高い!特にボローニャのデカトロンは店舗が小さ行けれど、デカトロンの雰囲気を掴める!
・緊急時に即調達できる — パンクやライト故障などのトラブル時に現地で即対応可能。
・荷物になりにくい小物が中心 — チューブやライト等は軽量で持ち帰りやすい!お土産にもおすすめかもしれない
ここで思い切って自転車を買って、イタリアを自転車で旅してみると面白いかもね
購入前に気をつけたいポイント
自転車用品のサイズ確認を必ず行うこと — タイヤ・チューブなどはサイズを正確に確認すること。間違っていたら使えない。スマホで調べてから買う。またはスタッフに聞いてみる。
航空機での持ち帰り制限 — 大型バッテリーやガス缶などは機内持ち込み・預け入れで制限があるため要注意。例えば、パンク修理剤「空気入り」商品があるけれど、おそらくガスが入っているから持ち込めない。調べること。またはスタッフに聞く
返品・保証 — 海外で購入した商品の保証規定は店舗・ブランドで異なる。レシートや購入証明を保管しておくと安心。ちなみに、とあるホームセンターでは返品はできたが、一度使ってしまう「箱を開けたり、ラベルを外したり」と返品できないことが多かった。
ボローニャ観光とデカトロンを組み合わせる楽しみ方!

ベローナの郊外にあったデカトロンに行った時の写真
観光で街歩きを楽しんだ後に、デカトロンで実用的なお土産を買うのもおすすめ。自転車好きなら喜ぶこと間違いなし!
「ただの観光」だけでなく、「現地で生活する人たちの買い物体験」に触れることで、旅行の思い出がさらに深まる!
特に、自転車用品やスポーツグッズは日本に持ち帰っても使えるお土産として喜ばれること間違いなし。
例えば、タイで訪れたMR.DIYのお土産体験記事や、LIDLスーパーでパンを買った体験記事とあわせて読むと、より海外生活感を味わえると思う。
まとめ「より海外旅行を楽しむ秘訣」教える
イタリア・ボローニャのデカトロンは、
- 観光の合間に立ち寄れてしまう
- スポーツ用品が安く手に入る「目新しいものもある」
- 自転車好きには特に魅力的「日本ではみることができないものもある」
というポイントが揃ったおもしろスポットだった
ボローニャに訪れる予定がある方は、ぜひ観光と合わせてデカトロンでの買い物も体験してみてください。旅行の満足度がさらにアップするはずです。
海外旅行で趣味や好きなものを見てみると、日本では見られないものや発見がある。これが海外旅行をより楽しむ秘訣かもしれない。
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