終身雇用が根強い日本では転職はやむにやまれずに行われるという側面がありました。
もちろん、優秀な人であれば以前から積極的に自分を売り込んでより良い条件の職場を求め行動していましたが、それができるのは本当に極一部の人間だけでした。
転職がキャリアアップにつながるのは一部の人間だけであり、それ以外の人は良くて現状維持、労働条件が悪くなってしまったというのは珍しくなかったのです。
ところが、終身雇用が崩壊しつつある現代では誰もが転職でキャリアアップにつながる時代に突入してきたので、向上心を持つ人は積極的に転職を考えてみるのもよいでしょう。
自分の能力が正当に評価されていないと感じる時にまずすべきことは、今の職場で待遇改善の交渉をすることになります。
わざわざ職場を変えなくても、今の職場で待遇が改善されるのであればそれが一番です。
しかし、現実的にはそれは難しくだったら職場を変えるほうが話が早いということも多いものです。
また、待遇面だけでなくいろんな職種や職場を経験するのは自信の成長にとっても大きなプラスになります。
ずっと同じ世界にいては、それ以上の成長はなかなか望むことはできませんが、いろんな世界を見て経験をすればそれは自信の成長に繋がり、それを何処かで役立てることができます。
そうしてキャリアアップにつなげれば更に上を目指すことができ、どんどんとより良い条件の仕事を手にすることができるでしょう。
現代において転職というのは、マイナスなものではなく積極的に自分を高く売り込みあるいは新たな経験を積み次のキャリアアップにつなげる行為と言えるでしょう。
もちろん、リスクもある行為ですから気軽にできないというのも事実であり、躊躇するのもおかしなことではありません。
だからといってリスクばかり恐れてキャリアアップのチャンスをふいにするのももったいない話なので、常日頃から転職という選択肢を頭の片隅においておくのが現代の賢い生き方です。
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