スペックをフル活用する最新ゲーム

2024年も残すところ1か月と少しですが、最新のゲーム事情に変化が見られています。
変化の顕著といえるのが要求スペックで、PC版だけでなくコンシューマー版にもその傾向が見られます。
例えば、日本が世界に誇る人気シリーズの最新作で2025年2月に発売予定のモンスターハンターワイルズが挙げられます。
モンスターハンターシリーズは20年続く息の長いシリーズで、本作品は20年の集大成とも言える作品です。
最初の作品がプレイステーション2向けで、最新作はコンシューマー機で3世代先の作品となります。
3世代ともなるとゲーム機の性能はかなり向上していますが、要求されるハードウェア性能もかなり上がったと言えるでしょう。
モンスターハンターワイルズは、コンシューマー版だけでなくPC版も発売が決まっています。
先日期間限定のオープンβが配信され話題になりましたが、ゲームの内容だけでなく、スペックについても話題になりました。
オープンβが公開される前に、最低と推奨スペックが公開され、複数の項目の中でもグラフィックの項目に注目が集まりました。
推奨では最新世代のミドルクラス、価格帯で4~5万円台のGPUを必要とします。
2世代前のミドルハイクラスのGPUでも推奨条件を満たしますが、推奨を下回る最低条件で画質設定は最低、フレームレートも最低という条件が付きます。
実は、推奨スペックを満たしていても画質設定は中で、フレームレートも常に最高の状態で安定するわけではありません。
またPC版のオープンβで判明しましたが、モンスターハンターワイルズはGPUだけでなくCPU性能もかなり要求します。
製品版ではないことを念頭に置く必要はあるものの、オープンβをプレイしたユーザーからは、CPUが常に100%に張り付くという声も少なくないようです。
モンスターハンターワイルズに限らず、2025年以降に発売されるゲームは要求スペックが格段に上がる可能性がありそうです。
これはつまり、最新のハードウェアをフルに活用してプレイヤーを楽しませるゲームが続々登場することを意味します。

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